元銀行員が語る大学職員の日常

元某地方銀行員で現在はとある地方大学の職員のブログです。

【銀行員必見】習得すべきスキル3選

みなさんこんにちはKIHIROです。

わたしは7年間ある地方銀行に勤務していました。

今日は「銀行員が習得すべきスキル」についてランキング形式で3つ紹介していきたいと思います。

 

第3位:ファイナンシャルプランナー

個人顧客への営業では、その人のライフプランを頭に入れたうえで、それに合ったマネープラン(運用方法)を提案する必要があります。年齢ごとのライフプランや各ライフイベントにかかるお金の話や、税制度の仕組みついては最低限把握しておく必要があります。

わたしの勤務していた銀行では大半の行員がFP2級を取得していましたが、少なくとも3級を取得しておけば問題ありません。3級では最低限というレベルで、実務で知識を利用するには2級くらいのレベルが好ましいとは思いますが、3級で全体がカバーできていれば、わからないことは都度調べれば十分理解できると思います。

余裕があれば2級を取得してもいいですが、税制の細かい内容などは法改正で変わることもあります。

ですので、2級を取得するということよりも、取得した後も勉強を続けることの方がはるかに重要と言えるでしょう。

 

第2位:簿記

融資係で法人や個人事業主のお客さんを担当するとなった場合は、はっきり言って、財務知識がないと仕事になりません。

決算書や月次の試算表が読めないと経営者と具体的な話も出来ず、社内での稟議書も作れないからです。

大学時代に経済学部や商学部で勉強し、簿記を取得していれば最低限の知識が身に付いていると思いますので、問題ないと思います。

しかし、銀行に入るまで財務について勉強することがなかったという人はいますぐにでも簿記の勉強をした方がいいでしょう。

FPの勉強は生活にも関わってくるお金や税制の内容が多いので、理解はしやすいのですが、簿記については普段の生活で触れる機会も少なく、最初は理解するのが大変だと思います。

私自身、財務に関する知識が全く無く、入行して1年目に簿記3級の試験を受けましたが、合格点ギリギリでかなり苦戦しました。

簿記についても3級を取得し全体の知識をもっておけば、あとの難しいところはその都度調べていくような形で問題ないと思います。

要は基礎をしっかり身につけるために3級程度の勉強はした方がいいということです。

 

第1位:PCスキル全般

意外だと思いますが、わたしが銀行業務で最も役に立つと思うスキルはPCスキルです。

もちろん、財務や税制に関する最低限の知識があってという前提です。

銀行業務に関わらず、現代においてほとんどの仕事はPCで行っています。

PCスキルが向上するというのは、他の仕事にも好影響を与えますし、かなりの業務効率化を見込めます。

一言にPCスキルと言ってもタイピングスキルやWord、ExcelPowerPointの操作スキルなど様々です。

当然ですが、銀行業務では顧客への提案書を作成したり、支店内での稟議書やそれに関する資料を作成したりと、PCを操作することがかなり多いです。

にも関わらず、PCの操作についての研修などもほとんどなく、先輩・上司から教えられることもありません。

そもそも上司もPC操作についてはそれほど詳しくないでしょう。

銀行ではいまだに資料を手書きで作成したり、紙媒体で保管することも多いですが、今後は紙での資料管理も減っていくでしょう。

近年はタブレットなどを導入している銀行がほとんどですので、それらを使いこなすだけのPCスキルがあればかなり生産性を高められると思います。

 

このブログでも生産性が向上する、すぐにできる簡単なPCの小技や覚えておくべき機能などを紹介していきたいと思いますので、気になる方はぜひブックマークをお願いします。

また、質問や取り上げてほしい内容などありましたら気軽にコメントください。

よろしくお願いします。

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