【銀行員必見】銀行員に向かないひとの特徴 ランキング
みなさんこんにちはKIHIROです。
わたしはある地方銀行に7年間勤務していましたが、その中でいろんなひとを見てきました。
そして、このひとは銀行員に向かない(辛そうに仕事をしている)と思う人に共通している点があることに気付きました。
ということで、今日は銀行員に向かないひとの特徴についてランキング形式で紹介していきたいと思います。
第3位:数字が苦手
当然ですが、銀行員は業務上数字を扱うことが多いです。
お客さんへ運用の提案を行う場合でも、この投資に対してこれだけのリターンが期待できるとか、この金利でいったらトータルの金利コストはこれくらいになるといった説明を行うことが多いです。
また、社内で融資に関する稟議書(決裁書)を作成する場合でも、この金利でいけば利益がこれだけとれるといったことを計算して記載することが多いです。
ですから、内部的にも対外的にも数字に強くなければ銀行員としてやっていくのは難しいと思います。
逆に言うと、ある程度の計算を頭の中でできる人は銀行員に向いていると言ってもいいでしょう。
余談になりますが、私が以前勤めていた銀行の役員クラスの人達はやはり頭の回転が早く、理系出身という人が多かったです。
第2位:責任感が強い
普通なら責任感が強いっていいことだと思いますよね?
でも銀行においての責任感が強いというのは少し危険なんです。
どうしてもお金を扱う仕事になるので、業務においてはかなり神経を擦り減らします。
仕事の中でミスをすることもあるでしょう。そういったときに責任感が強すぎると簡単に潰れてしまうんです。
また、職業柄お客さんから深刻な相談をされることも多いです。
そんなとき、「自分がなんとかしよう。この人の力になってあげよう。」と自分ひとりで抱え込む危険性があります。
わたしは退職した今だから言えますが、無理なものは無理と断ることも大事なことです。もちろん自分ひとりで抱えるのではなく、周りにも相談し、組織として断るという意味です。
融資をすることがかえってお客さんの傷口を広げることもあるからです。
わたしが若い時はそれがわかっていませんでした。
話が少し逸れましたが、事実として、実際に働いている中で責任感が強い人は自分ひとりで抱え込んでしまい、潰れてしまうことが多かったので、向いていないということです。
第1位:人付き合いが苦手
これは銀行員にとって致命的です。
もうこれに当てはまるのであればすぐにやめた方がいいです。
結局お客さんから選ばれる営業って気配りができたり、相手の懐に入り込んでいける人なんです。
自分の時間がもったいないから飲み会も行かないし、地域の行事にも参加しないという人はそこでしか得られない情報を手に出来ないし、お客さんとの身近な共通の話題も得られないので、かなり仲良くなるのは厳しいのではないでしょうか。
銀行ではお客さんとの距離を詰められなければ、実績を上げることは不可能です。これは紛れもない事実です。
わたしがこれまで見てきたできる銀行員(役員クラスの方)は頭がいいだけでなく、地域の行事にも参加し、夜はお客さんと飲みに行き、土日はお客さんのところへプライベートでも訪れていました。
そしてそれを楽しんでいて、自然にやっているんです。
もうこれは才能ですよね。
人付き合いが好き、コミュ力が高い。これはもう銀行員としての最高の才能です。
向いていない人3位の数字が苦手なんてのはある程度仕事をしていれば慣れてきて、計算できるようになってきます。
もちろんそのために努力は必要ですけどね。
ですが、この人付き合いが苦手というのは個人のパーソナリティーに大きく関わってくるものなので、これに当てはまる人は銀行員として働き続けるのはかなり苦痛になると思います。
悪いことは言いません、30代前半くらいまでの年齢であればまだ転職のチャンスはいくらでもあるので、早めに検討して行動に移すことをオススメします。
いかがだったでしょうか。
あくまで個人の考察になりますが、銀行に7年勤めて役員クラスの方と仕事をする機会もあったので、そこそこ参考になるのではないかと思います。
銀行への就職を検討している方、銀行を辞めるか悩んでいる方など、少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。