元銀行員が語る大学職員の日常

元某地方銀行員で現在はとある地方大学の職員のブログです。

【銀行員辞めたい人必見】銀行を辞めるべき理由と辞めた感想

みなさんこんにちは。

元銀行員で現在はある大学の職員として働いていますKIHIROです。

わたしはある地方銀行で7年間勤務し、退職後は大学職員として働いていますが、

銀行員時代に仕事をやめるか、そのまま続けるかでかなり悩みました。

もはや悩みすぎて病気に近かったと思います。

わたしのような悩みを抱えているひとはけっこう多いんじゃないでしょうか。

そんな人達のために、今日は「【銀行辞めたい人必見】僕が銀行を辞めた理由と辞めてからの感想」についてお話ししていきたいと思います。

 

今の仕事を辞めようかどうしようか迷っているあなた、結論から言いいます。

辞めたほうがいいです。

 

ではなぜそう思うのか、理由について詳しくお話していきます。

 

辞めた方がいい理由①:目標設定がおかしい

僕が銀行員を辞めた1番の理由はこれです。

これは銀行によってだと思うんですが、僕がいた銀行ではノルマは上期と下期の半期ごとに設定されていました。

4月に振られた目標をやっと達成したと思ったら、新たな目標が10月にまた振られるわけです。

期が変わる度にまた実績を1から積み直していかないといけないわけなので、かなりしんどいですよね。

私は、そんなことを定年までやっていくことを考えると、精神的にもたないとい思い、退職を決意しました。

しかも目標の振り方もひどくて、貸付残高、貸付先件数、投資信託販売額、クレジットカードの契約件数、グループ会社への紹介件数など非常に多岐にわたっていて、全てを達成するのはかなり大変です。

僕は過去に銀行内で営業実績で表彰を受けたこともあるんですけど、そのときにはかなりの項目で契約をとりましたが、それでも内部で表彰されてギフト券2万円分もらって、それで終了でした。

しかも、ノルマは自分の分だけではありません。

ノルマはお店ごとに振り分けられるので、自分の分が終わっても他の人が終わっていなければ終わりません。

結局ほかのできない人の分の仕事を押し付けれるということになりますから、まったく割に合わないと思っていました。

そしてこのノルマは結局、本部の上の人達の裁量でかなり変わります。

部長なんかが変われば、かなり方針が変わるので、それまで注力しろと言われてたことが、もうそれやらなくていいよ。今度はこっちやればいいよ。なんて形でかなりやることが変わります。

有名ドラマのように、結局上層部が出世するための実績作りに使われるわけです。



辞めたほうがいい理由②:時間を搾取される

銀行員の方ならわかると思うんですけど、業務外のところでかなり時間をとられます。

特に飲み会の多さは異常ですね。ほんとに依存症かってくらい飲み会ありません?

同じ部署の人が異動になると、①支店全体で、②部署で、③仲のいい人で 

と1人異動になっただけで3回も飲み会やるっておかしくないですか?

僕が新入行員のときは1週間のうちの半分以上が飲み会でした。

大学生でもそんなに酒飲まないわ。

しかも飲み会も9時にスパッと終わればいいですが、

2次会3次会までやって、終電で帰るのが当たり前みたいな感じじゃないですか。

本当に時間とお金の無駄だなと思ってました。

そのほかにもやりたくないゴルフをやらされたり、取引のある飲食店に行ったり、

出たくもない地域の行事に参加させられたりとプライベートでかなりの時間を搾取されますよね。

わたしは、自分の時間はお金には変えられない何よりも価値のあるものだと考えているので、仕事にこんなに時間を搾取されるのはイヤだと思ったのも銀行員をやめた理由の1つです。

 

辞めたほうがいい理由③:金銭的に困ることはない

辞めるのを躊躇ってるひとのほとんどが収入が減ることを気にしてると思いますが、安心してください。

辞めたからって生活に困ることはありません。

私の場合は育休中の妻と子供が1人の3人家族ですが、辞めたあと金銭的に困るといったことはありませんでした。

辞めたあと、どこに就職するかにもよりますが、そんなに派手な生活をしなければ十分生活はしていけます。

試しにあなたが住んでいる県の平均収入とあなたがいま勤めている銀行の平均給与を比べてみてください。

おそらく銀行の給与水準の方が高いとは思いますが、その分飲み会やゴルフなどの交際費は多くかかります。

辞めたあとは収入は減りますが、出費もけっこう減るので、差し引きではそんなに変わりません。

わたしは辞めるときに上司から引き止められ、収入面の心配をされましたが、さきほどの収入と支出の詳細を数値化して説明したら納得されていました。

銀行員は、ほかの仕事の給与体制などをよく知らず、自分たちのものさしだけでものごとを図ることが多いので、それに洗脳されないように気をつけましょう。

ということで、銀行を辞めたからといって、それだけで金銭的に困ることはありませんのでご安心ください。

 

最後に、わたしが銀行を辞めてからの感想を話します。

率直に言って、「辞めてよかった」と心から思っています。

辞めてからは朝仕事に行くのが憂鬱ということもなくなりましたし、夜お風呂でお客さんへの提案内容や交渉方法について考えることもなくなりました。

毎日目標に追われているという感覚がなくなり、精神的にかなり楽になったんです。

以前は家で考え込むことも多く、妻にも心配されていましたが、辞めたあとはそんなこともなくなり、

妻からも「銀行辞めてよかったね」と言ってもらえました。

プライベートの時間も増えたので、仕事から帰ってきたら基本的には家族と一緒にご飯を食べたり、子供と一緒にお風呂に入ることもできています。

土日も地域の行事などへ招集されることもなく、家族と出かけたりと非常に幸せな生活を送っています。

はっきり言って銀行員時代ではまったく考えられなかった生活を送ることができています。

もちろん、銀行の仕事が好きで、困難を乗り越えることが好きというひともいるので、銀行員という仕事を否定する気は一切ありません。

銀行は金融という社会インフラを支える立派な仕事であり、従事しているひとは尊敬されていいと思います。

ただ銀行内には、実績づくりのためにお客さんにとってはリスクになる提案や誘導をする担当者もいます。

これは事実です。最終的にはお客さんが決めたと言う人は多いですが、そうなるように仕向けたのは銀行員ということは往々にしてあるのです。

そしてそれについては銀行も黙認しています。

私も実績づくりのために、そのようなやり方をしてしまったことはありましたが、やはり自分にウソをついてまで、その仕事は続けたくなかったという気持ちもあります。

ですから自分が、この仕事はこれから先続けたくない、この組織で働き続けたくないという気持ちがあれば、早く辞めた方がいいです。

 

 

辞めるのは勇気のいることですが、その分あなたの生活は大きく変わります。

現状で大変な思いをしているようだったら、迷うことなく辞めましょう。

 

今後も仕事や人生に役立つ記事を書いていきたいと思いますので、参考にしていただけたら幸いです。

 

また質問や相談などありましたら、コメント欄へご記入ください。

できるだけ返信したいと思います。

【銀行員必見】できる・優秀な銀行員の特徴TOP3

みなさんこんにちはKIHIROです。

今回は「できる・優秀な銀行員の特徴TOP3」ということで紹介していきます。

わたしは銀行員時代、役員クラスの方から営業成績トップの方まで、多くの優秀な人たちと仕事をする機会がありました。その中で仕事ができる銀行員にはいくつかの共通点があることに気付きました。

今回はそれをランキング形式で発表していきたいと思います。

 

第3位:レスポンス(行動)が早い

銀行員に限らず仕事ができる人というのはとにかくレスポンスが早いです。

取引先や支店内でこまめに連絡がとれていれば、コミュニケーション不足によるミスも減らせます。何より相手から「この人はすぐに返事をくれる人」、「まめに連絡をくれて自分を気に掛けてくれる人」という信頼を得ることができます。

逆に仕事ができない人というのは返事をしないため、相手とのミスマッチが生じてクレームになり、その処理のために時間がかかるという悪循環が生じてしまっている人です。

返事をするなんて当然だろ。何言ってんだ?と思う方もいるかもしれませんが、銀行員は意外と返事をするのが遅いです。

 

相手からの信頼を得るためにはまずは相手からの電話やメールにはすぐに返事をするようにしましょう。すぐに回答できない内容であれば、「申し訳ありません。しっかり確認してからお返事したいので、〇日の〇時までお時間を頂戴できますでしょうか。」と相手からの要求を承った旨を相手に伝えるようにしましょう。

 

第2位:自分ひとりで仕事をしない

わたしが見てきた優秀な銀行員は全員と言っていいほど、自分以外の人の力を借りて仕事を行っていました。優秀なひとほど自分ができる仕事には限りがあることを理解していたからです。どの仕事もそうですが、仕事というのはそれができる人のところに集まってきます。だからと言って、それをすべて自分ひとりでこなしていたら時間がいくらあっても足りません。優秀なひとは自分がやるべき仕事と人に任せる仕事をきちんと線引きしています。頼まれたからと言ってすべて受けるのではなく、断ったり、代替案を出したり、他の部署へ依頼したり、仕事の割り振りを上手く行っているんです。

仕事ができない人というのは、できないのに全部自分でやろうとして、結局不完全で期限も間に合わないという最悪な結果になることが多いです。

大切なのは相手との約束や契約を守ることであって、自分ひとりでやることが重要ではないのに、「同僚や仲間に余計な仕事を増やしたくない」などの理由で頼まない人がいますが、そんな考えはもうやめましょう。

大変なときは仲間の力を借りましょう。

お願いして、断るような上司や同僚ばかりの銀行だったら、もうそんな銀行辞めましょう。これからの時代そんな会社は生き残っていけません。即転職を検討しましょう。

 

第1位:自己投資を惜しまない

優秀な人ほど、とにかく学ぶことにお金と時間をかけています。

わたしが若手時代に役員クラスの人から言われたことで1番多かった言葉が、「自己投資を惜しむな」でした。

50代・60代の役員クラスで超偉い人でも、とにかく学ぶ姿勢というものを大切にしています。

特に読書量は半端じゃありません。

取引先や仲間内での飲み会も多く、自分の時間が多くとれない中でも1週間に数冊の本を読んでいる人がほとんどでした。

また様々な分野のセミナーなどにも積極的に参加し、自分の業務以外のことについても学んでいる人が多かったです。

優秀な銀行員というのはとにかく知的好奇心や向上心が強く、新たな知識を取り入れることに貪欲です。本当にいろいろなことを知っているので、お客さんからも仲間からも頼りにされます。

逆に並以下の銀行員は勉強もせず、夜は酒を飲んで寝て、土日は遊んでという人が多かった印象です。こういう銀行員は残念ですが、相手から信頼されることはないでしょう。

私自身銀行に行き、運用や借入れの話をすることもありますが、まったく話にならない銀行員がいるのは事実です。そんな人に大切な自分のお金の運用や借入れの相談をしたいと思わないですよね。

銀行員としてこれからもやっていきたいと思っている人は、とにかく自己投資を惜しまないでほしいです。

 

今回は優秀な銀行員の特徴TOP3ということで紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

ご意見・ご質問などあれば気軽にコメントください。

また取り上げてほしい記事などありましたら、教えてください。

【銀行員必見】習得すべきスキル3選

みなさんこんにちはKIHIROです。

わたしは7年間ある地方銀行に勤務していました。

今日は「銀行員が習得すべきスキル」についてランキング形式で3つ紹介していきたいと思います。

 

第3位:ファイナンシャルプランナー

個人顧客への営業では、その人のライフプランを頭に入れたうえで、それに合ったマネープラン(運用方法)を提案する必要があります。年齢ごとのライフプランや各ライフイベントにかかるお金の話や、税制度の仕組みついては最低限把握しておく必要があります。

わたしの勤務していた銀行では大半の行員がFP2級を取得していましたが、少なくとも3級を取得しておけば問題ありません。3級では最低限というレベルで、実務で知識を利用するには2級くらいのレベルが好ましいとは思いますが、3級で全体がカバーできていれば、わからないことは都度調べれば十分理解できると思います。

余裕があれば2級を取得してもいいですが、税制の細かい内容などは法改正で変わることもあります。

ですので、2級を取得するということよりも、取得した後も勉強を続けることの方がはるかに重要と言えるでしょう。

 

第2位:簿記

融資係で法人や個人事業主のお客さんを担当するとなった場合は、はっきり言って、財務知識がないと仕事になりません。

決算書や月次の試算表が読めないと経営者と具体的な話も出来ず、社内での稟議書も作れないからです。

大学時代に経済学部や商学部で勉強し、簿記を取得していれば最低限の知識が身に付いていると思いますので、問題ないと思います。

しかし、銀行に入るまで財務について勉強することがなかったという人はいますぐにでも簿記の勉強をした方がいいでしょう。

FPの勉強は生活にも関わってくるお金や税制の内容が多いので、理解はしやすいのですが、簿記については普段の生活で触れる機会も少なく、最初は理解するのが大変だと思います。

私自身、財務に関する知識が全く無く、入行して1年目に簿記3級の試験を受けましたが、合格点ギリギリでかなり苦戦しました。

簿記についても3級を取得し全体の知識をもっておけば、あとの難しいところはその都度調べていくような形で問題ないと思います。

要は基礎をしっかり身につけるために3級程度の勉強はした方がいいということです。

 

第1位:PCスキル全般

意外だと思いますが、わたしが銀行業務で最も役に立つと思うスキルはPCスキルです。

もちろん、財務や税制に関する最低限の知識があってという前提です。

銀行業務に関わらず、現代においてほとんどの仕事はPCで行っています。

PCスキルが向上するというのは、他の仕事にも好影響を与えますし、かなりの業務効率化を見込めます。

一言にPCスキルと言ってもタイピングスキルやWord、ExcelPowerPointの操作スキルなど様々です。

当然ですが、銀行業務では顧客への提案書を作成したり、支店内での稟議書やそれに関する資料を作成したりと、PCを操作することがかなり多いです。

にも関わらず、PCの操作についての研修などもほとんどなく、先輩・上司から教えられることもありません。

そもそも上司もPC操作についてはそれほど詳しくないでしょう。

銀行ではいまだに資料を手書きで作成したり、紙媒体で保管することも多いですが、今後は紙での資料管理も減っていくでしょう。

近年はタブレットなどを導入している銀行がほとんどですので、それらを使いこなすだけのPCスキルがあればかなり生産性を高められると思います。

 

このブログでも生産性が向上する、すぐにできる簡単なPCの小技や覚えておくべき機能などを紹介していきたいと思いますので、気になる方はぜひブックマークをお願いします。

また、質問や取り上げてほしい内容などありましたら気軽にコメントください。

よろしくお願いします。

【銀行員の給料について】ぶっちゃけ銀行員の年収ってどれくらいなの?

みなさんこんにちはKIHIROです。

わたしは7年間ある地方銀行に勤務していました。

今日は「銀行員の給料」について書いていきたいと思います。

 

結論から言います。

銀行員の年収は他の職種と比べると高いです。

ただし、銀行員の給料は年代や役職ごとで開きがあるので、それについて解説していきます。

 

入行1年~5年:350万円~450万円

ぶっちゃけ入行後5年間は給料水準は低いです。

営業のノルマなどは2年目からほかの人と同様に課され、同じ業務をしているにもかかわらず金額にかなり開きがあり、かなりモチベーションの維持が難しいです。

銀行は5年目までに退職する人が多いと聞きますが、5年目までは業務内容と給与水準が釣り合っていないように感じます。

 

入行5年~10年:450万円~600万円

5年目以降になると、昇給額が上がり、ようやく世間一般的な金額かそれよりも高い給料水準になってくる印象です。水準的には県の平均並といったところでしょうか。

年代的にはプレイヤーとしての実績をかなり求められるようになるので、上司や支店長からのプレッシャーが強くなります。

また、若手のリーダー的な立ち位置になりますので、身近な先輩として後輩をケアしながら、上司ともうまく付き合っていくということを意識することが重要になってくるでしょう。

 

入行10年~15年:600万円~700万円

課長に近い年代になり、部下の育成や課の運営についてなどのマネジメント業務のウェイトが増えてきます。

さらに、支店の中での重要な顧客を任せられる立場となるため、より難しいお客さんを担当することが多くなるでしょう。

また、年代的には子供が生まれたり、ある程度成長してきて家族との時間を取りたいと思うけど、仕事が忙しくてなかなか家族との時間を持てないといった人が多い印象です

 

以降は役職によって変わります。

課長:750万円~900万円

年齢は30代前半~55歳までと様々。

課の中でのマネジメントをやりつつ、プレイヤーとしても実績をしっかり残すことを求められる。

また部下と上司(次長・支店長)の板挟みに合うことが多く、精神的には1番大変だと思います。

みなさん、課長には優しく接してあげましょう。

 

次長:900万円~1000万円

次長になればやることはほぼマネジメントです。

自分で顧客をもって営業に行くということはあまりなくなります。

その代わり部下との同行や部下の稟議を決裁したりといった業務が大変を占めるようになります。

支店の営業成績の進捗が良くないときはまず、次長が支店長に詰められるというくらい支店の中での営業成績や運営などに責任が出てきます。

 

支店長:おおよそ1000万円

役員:1500万円~2000万円

おおよその目安で上記の金額です。

支店長の年収は支店の業績によりけっこう変わります。

それこそ年間で100万円以上変わることもありますので、いかにして実績を上げるかが重要なわけです。

また支店の営業成績は最終的に支店長に帰属します。

達成できなければ、役員や本部から呼び出されて叱責を受けるなんてこともあるようです。

ひとに言えない悩みなどもかなりあるのではないでしょうか。

またお客さんとの付合いなどもかなり多いです。

年収は高いですが、部下と飲みに行った際などは多めに支払いをしたりと、支出も増えるというのが現実のようです。

 

最後にまとめになります。

銀行員の給料は世間の平均から見れば高水準にあります。

しかし、それだけの精神的ストレスや時間外の代償(飲み会・地域行事)があっての金額と考えれば、妥当と言えると思います。

むしろ個人的には、転勤も多く、飲み会や行事も多く、家族との時間も取りづらいということや付合い上の出費が多いこと、単身赴任になった際の生活費の負担なども考慮すれば割に合わないと思います。

それでも社会を支える重要な仕事ですので、それなりに高い水準の給料は支払われていると思っていいいでしょう。

 

いかがだったでしょうか。

これから銀行への就職を検討している方や、内定が決まっている方などは少しでも参考にしていただければ幸いです。

 

もしご相談や記事にしてほしいことなどあれば、コメントください。

よろしくお願いいたします。

【銀行員必見】銀行員に向かないひとの特徴 ランキング

みなさんこんにちはKIHIROです。

わたしはある地方銀行に7年間勤務していましたが、その中でいろんなひとを見てきました。

そして、このひとは銀行員に向かない(辛そうに仕事をしている)と思う人に共通している点があることに気付きました。

ということで、今日は銀行員に向かないひとの特徴についてランキング形式で紹介していきたいと思います。

 

第3位:数字が苦手

当然ですが、銀行員は業務上数字を扱うことが多いです。

お客さんへ運用の提案を行う場合でも、この投資に対してこれだけのリターンが期待できるとか、この金利でいったらトータルの金利コストはこれくらいになるといった説明を行うことが多いです。

また、社内で融資に関する稟議書(決裁書)を作成する場合でも、この金利でいけば利益がこれだけとれるといったことを計算して記載することが多いです。

ですから、内部的にも対外的にも数字に強くなければ銀行員としてやっていくのは難しいと思います。

逆に言うと、ある程度の計算を頭の中でできる人は銀行員に向いていると言ってもいいでしょう。

余談になりますが、私が以前勤めていた銀行の役員クラスの人達はやはり頭の回転が早く、理系出身という人が多かったです。

 

第2位:責任感が強い

普通なら責任感が強いっていいことだと思いますよね?

でも銀行においての責任感が強いというのは少し危険なんです。

どうしてもお金を扱う仕事になるので、業務においてはかなり神経を擦り減らします。

仕事の中でミスをすることもあるでしょう。そういったときに責任感が強すぎると簡単に潰れてしまうんです。

また、職業柄お客さんから深刻な相談をされることも多いです。

そんなとき、「自分がなんとかしよう。この人の力になってあげよう。」と自分ひとりで抱え込む危険性があります。

わたしは退職した今だから言えますが、無理なものは無理と断ることも大事なことです。もちろん自分ひとりで抱えるのではなく、周りにも相談し、組織として断るという意味です。

融資をすることがかえってお客さんの傷口を広げることもあるからです。

わたしが若い時はそれがわかっていませんでした。

話が少し逸れましたが、事実として、実際に働いている中で責任感が強い人は自分ひとりで抱え込んでしまい、潰れてしまうことが多かったので、向いていないということです。

 

第1位:人付き合いが苦手

これは銀行員にとって致命的です。

もうこれに当てはまるのであればすぐにやめた方がいいです。

結局お客さんから選ばれる営業って気配りができたり、相手の懐に入り込んでいける人なんです。

自分の時間がもったいないから飲み会も行かないし、地域の行事にも参加しないという人はそこでしか得られない情報を手に出来ないし、お客さんとの身近な共通の話題も得られないので、かなり仲良くなるのは厳しいのではないでしょうか。

銀行ではお客さんとの距離を詰められなければ、実績を上げることは不可能です。これは紛れもない事実です。

わたしがこれまで見てきたできる銀行員(役員クラスの方)は頭がいいだけでなく、地域の行事にも参加し、夜はお客さんと飲みに行き、土日はお客さんのところへプライベートでも訪れていました。

そしてそれを楽しんでいて、自然にやっているんです。

もうこれは才能ですよね。

人付き合いが好き、コミュ力が高い。これはもう銀行員としての最高の才能です。

向いていない人3位の数字が苦手なんてのはある程度仕事をしていれば慣れてきて、計算できるようになってきます。

もちろんそのために努力は必要ですけどね。

ですが、この人付き合いが苦手というのは個人のパーソナリティーに大きく関わってくるものなので、これに当てはまる人は銀行員として働き続けるのはかなり苦痛になると思います。

悪いことは言いません、30代前半くらいまでの年齢であればまだ転職のチャンスはいくらでもあるので、早めに検討して行動に移すことをオススメします。

 

いかがだったでしょうか。

あくまで個人の考察になりますが、銀行に7年勤めて役員クラスの方と仕事をする機会もあったので、そこそこ参考になるのではないかと思います。

 

銀行への就職を検討している方、銀行を辞めるか悩んでいる方など、少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。

ぼっち最高 友達が少ない方がいい3つの理由

みなさんこんにちはKIHIROです。

突然ですが、みなさんは友達って何人いますか?

たまに「いろんなところにつながりがあって、おれ友達多いんだよね。」みたいな人っていますよね。

あくまで個人の意見ですが、そういう人をみると大変だなと思います。

 

結論から言うと、友達は少ない方がいいです。

個人的には3人いればいいと思っています。

それでは以下に友達が少ない方がいい理由について書いていきます。

 

理由①:友達付合いに時間をとられる

友達が多いと、今度飲みに行かないとか遊びに行かないとか誘われますよね。別にそれ自体が好きな人は全然いいと思いますが、それによってあなたの時間がとられるわけです。そして友達の数が多ければ、友達付き合いの頻度は確実に増え、自分のしたいことに割ける時間が減っていくでしょう。

わたしは前職が地方銀行員で、人付き合いがたくさんあり、飲み会なども多かったですが、大半が中身のない飲み会でした。

だいたい愚痴言って、上司に注ぎに行って、たまに説教してくる人なんかもいたりして本当に無駄な時間だったと思います。

そんな飲み会が週3回くらいの頻度で行われるのだから時間の浪費以外の何物でもありません。

友達という括りからは少し外れてしまいましたが、人付き合いが多ければそれで時間がとられるということは覚えておいてください。

 

理由②:何かとお金がかかる

友達と遊びに行くってなったらお金もかかりますよね?

また結婚式とか出産祝いなんかは付合いがあれば、その度けっこうな金額が出費としてかかってしまいます。

友達が多ければその分もらえるじゃんみたいな考えのひともいると思いますが、必ずしもそれが見込める友人があなたにどれだけいますか?

実際そんなにいないんじゃないでしょうか。

ということで、友達が多いと金銭的な負担も増えると理解しましょう。

 

理由③:少なくても困らない

わたしは30歳ですが、いまでも付合いのある友人は3人程度です。

そして、これまで生きてきた中で友達が少なくて困ったことは特にありませんでした。

大学時代も学科の友人は3人くらいでしたが、全然困ったことはありません。

よく友達が多いければ、いろんな情報が得られるみたいなことを言う人がいますが、それは嘘です。

現代の情報社会では、大抵の情報は自分がアクセスしようと思えばできるものです。

また、自分が会いたいと思った人や話を聞いてみたいと思った人の話だって、有名な人であればあるほど情報は入手しやすいものになっています。

むしろ、講演会やセミナーに行ってグダグダ話を聞かされるよりもyoutubeやネットブログなどで要点がまとめられたものを視聴した方が生産的でしょう。

つまり友達、人付き合いが少ないからと言って困ることは特段ないのです。

 

ということで、今回は友達が少ない方がいい理由について記載しましたが、友達が多いことが悪いということではありません。

人付き合いが好きという人はそれでいいと思います。

わたしは人付き合いに時間をそんなにとられたくなく、自分の時間を大切にしたいと思っているので友達は少ない方がいいと考えました。

どちらが良くて、どちらが悪いという話ではなく、あくまでその人の価値観ということでご理解ください。

辛い 苦しい まず誰かに相談してみませんか 

みなさんこんにちはKIHIROです。

 

先日、芸能人の方が自ら命を絶つという悲しい出来事がありました。

わたしも以前銀行に勤めていたときは、毎日のようにある上司から叱責を受け、精神的にかなり辛く苦しい時期がありました。

幸いなことに別の上司が親身に相談に乗ってくれ、病院にも行かずなんとか立ち直れましたが、行っていたらうつ病と診断されていたと思います。

人生において辛いこと、苦しいことはたくさんあります。

それを乗り越えていくことが人生です。とかいう人がいますが、わたしはそうではないと思います。

辛いこと、苦しいことからはときには逃げたっていいと思うし、それでほかの人に迷惑をかけることもありますが、それでいいと思います。

あなたの命の方が重いです。

自分の命なんてちっぽけだって思いますよね?

わたしもそう思ったことがあるから分かります。

でも違います。

あなたの命はあなただけのものじゃない。

あなたの命はあなたの母親が命がけで生み出し、あなたの両親や周りのひとが時間とお金と、何よりたくさんの愛情を注いで育ててきたものです。

だから自分とこれまで自分と関わってくれたひと達のためにも精一杯生きて、あなたがこれまでお世話になったひとのためになるような何かを見つけてください。

 

辛いとき、苦しいときはまず誰かに相談してみませんか。

相談することは決して恥ずかしいことではありません。

「これは自分の問題だから」と思う人もいるかもしれません。

でもきっと、あなたの身近にいる信頼できると思う人は、自分の問題と同じくらい親身になってあなたの話を聞いてくれますよ。

相談するだけでひとは本当に楽になります。

ひとに相談するだけで、頭の中が整理され対処法や解決策が出てくることは多いものです。

 

何かに失敗したって、誰かに迷惑をかけたって死ぬことはありません。

ましていまの日本では職を失ったって、過去に罪を犯してしまったって、やり直すチャンスはいくらでもあります。

生きている限りはいくらでもやりなおすチャンスはあるんです。

だから自分を諦めずに、いまの自分にやれる範囲で生活していけばいいのです。

落ち着いてきたら自分を高める努力をしたっていいし、自分の好きなことを探してみてもいいかもしれません。

とにかくあなたが元気でいてくれればそれでいいのです。

 

誰にも相談できないならわたし宛に連絡いただいてもいいです。

とにかく自分のことを大事にする人が増えることを願っています。

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