伝える極意②~相手に伝わる具体的なテクニック~
みなさんこんにちは、KIHIROです。
今日は「伝える極意② 相手に伝わる具体的なテクニック」について書いていきます。
みなさん仕事で、新人がミスしたときなどに「ここはこうした方がいいよ。」とアドバイスしたにもかかわらず、また新人が同じミスをしたなんてことはありませんか?
もちろん、ミスをした新人は注意が足りなかったかもしれませんが、同じミスをするのは上司、仲間であるあなたにも責任があります。
あなたは新人に注意したかもしれませんが、それが相手に伝わっていなかったら、それは言っていないのと同じです。
今後はそんなことがないように、相手が耳を傾ける話し方のテクニックについて紹介していきます。
結論からいうと相手にきちんと伝わるようにするには
「Yes Howで話す」
ということが大切です。
どういうことか解説していきます。
相手がおなじミスをするというのは本人の注意不足もあるかもしれませんが、何故ミスをしたのか自分の頭で考えていないからです。
ミスの本質的な原因を自分で考え、修正しようとしない限りその人はまた同じミスを繰り返すでしょう。
では、どうすればそのミスをなくせるのか。
それを解決するのが「YESHowで話す」ということです。
まず話し始めは相手を肯定することから話し(Yes)、その流れで、どうすればもっとよくなるか考えるように促すHow)という方法です。
例えば、寝坊をしてくる新人がいたとして、ただ寝坊するなと言っても相手には響きません。「最近仕事をよく頑張ってくれているね。ただきみはもっと成長できると僕は信じている。どうすればもっとよくなるか考えよう。」といった感じです。
人間の行動を変えるためには、「本人の気付き」が必要です。
相手の短所や悪いところをピンポイントで指摘すると、相手は「そんなことない。あいつはおれのことを全然わかっていない」と反発心を生む可能性が高いです。
それを避けるためには、まずは相手のいいところを認識しているということを示して話を聞いてもらえる態勢を整え、その人がよくなるためにはそうすればいいかを自分の頭で考えさせるということが重要なのです。
相手を成長させる方法を考えるということは、それを指導する自分も成長することに繋がります。
ぜひ明日からの指導に役立ててみてください。