元銀行員が語る大学職員の日常

元某地方銀行員で現在はとある地方大学の職員のブログです。

議論する力を鍛えるにはどうするか

みなさんこんにちはKIHIROです。

 

仕事の会議や打合せでは様々なことについて議論することがありますが、議論でしっかりと自分の意見を言えるひと、質問をされても正確に答えるひとっていますよね。

本日は、どうすれば議論の場において発言する力や答える力を鍛えることができるかについて説明をしていきます。

 

議論する力を鍛えるには具体的に以下の3つの方法があります。

 

①感情を切り離して議論の練習をする

どうしても議論をしている中で白熱してくると、相手を「敵」のように見做してしまうことがありますが、これは絶対にやめましょう。議論はあくまで冷静に、論理的に行うべきです。そうでないと、議論の結果を外部に説明できません。

そして議論が上手かどうかは経験によるものが非常に大きいです。そんなに難しいことを議論する必要はありませんので、身近な会話の中で相手と議論のような会話をすることをオススメします。

たとえば、今日見たニュースに対する自分の感想を言い相手の意見を聞く。これだって立派な議論ですし、犬派か猫派かといったことを話すのだって議論です。

身構える必要はありません。

些細なことからでいいので、身近な話題で何気なく相手と話をするように心掛けましょう。

 

②流れを予想し、想定問答集をつくっておく

議論が苦手なひとに話を聞いたところ、事前の準備をしっかりしていない人がほとんどです。

議題が決まっていて説明する内容が決まっていれば、おおよその進行の流れは予想できるはずです。

事前に「論点」になりそうなところや「質問」を想定し、それに対する対応策を考えておけばその場で困ることなく冷静に対処できます。

おすすめなのはその議題やプレゼン等に対して想定される質問を10コ~30コ上げて、それに対する答えを用意しておくことです。

10コであれば質問の70%、30コであれば質問の90%くらいには対応できるでしょう。

残り10%がきたらどうするんだという意見もあるかもしれませんが、そのような質問が来た際には、ほかの事例なども調査して後日回答するといった対応で問題ありません。確率的には10%ですから、そのような質問がたくさんくることはまずないでしょう。

 

③最初に意見を言う

心理学実験によると、会議の流れは最初に発言された意見に影響され、最終的に最初に発言された意見に決まることが多いといわれています。

「最初の意見」というのが、その議題の基準になるので大きくその会議に影響するというのは至極当然ですよね。

その際ですが、以前記事でも書きましたが、堂々とハキハキと意見を言うようにしましょう。

内容はともかく、それだけで周りのひとはあなたとあなたの意見に一目置くようになるでしょう。

少し勇気がいるかもしれませんが、これが最も議論する力を鍛えるための近道です。

 

いかがだったでしょうか。

議論は事前準備が非常に重要で、本番でできることは限られます。

逆に言えば、日頃の意識と事前の準備でいくらでも議論する力を伸ばすことができるということです。

ぜひ明日から実践してみてください。

運営者情報とプライバシーポリシー